Wednesday, February 22, 2006

「今、ここ」に在るということ

Photo by Masahiro Masuno


先週末、ディクシャ講師フォローアップコースに参加してきた。懐かしい9月に一緒にインドへ行った仲間達や12月コースの方たちとも再会し、また今年は大矢さんが日本で活動を始められてから10周年ということで、盛りだくさんのコースだった。

中でもとても素敵な方との出会い(再会)があった。12月の上級コースに参加されていたFさんである。彼女は、インドでのある素晴らしい体験の後、それまではプレゼンスと自分との間で会話が行われていたものが、今では心にうかんでくる全てのものがプレゼンスの声となっているそうだ。もう、自分とプレゼンスの間に何も隔たりがなく、ご自分の中での完全なワンネスの状態にいらっしゃるのだろうと思う。

3日目プレゼンスの目覚めのセッションの時のこと。私は、ありがたいことに、彼女とペアになってワークをさせて頂いた。交互に実際にセッションをするときのように実習をしていく。彼女に実験台(?)になってもらって私がセッションを進めていた時、12月のインドで体験していた、あるヴィジョンが再び蘇ってきた。それまでのかたく閉ざされた雪のような孤独感が、春の光のなかで解けていくかのように、ゆるやかな流れをつくって「偉大なるもの」の中にとけこんでいった、あのヴィジョンだ。私はセッションをs進めながら再び涙がこぼれ、その美しい映像の体験と同じ感動が、たくさんの人たちに起こるように祈っていた。

実験セッションが終わった時、Fさんがおっしゃった。「とても美しいヴィジョンが見えたのよ。真っ白な雪が、どんどん解けて小川のように流れていくのね。そしてその流れが春の光となってたくさんのお花にかわっていったのよ。とっても美しい、澄んできらきらした水の流れだった。私の中にまだ残っているチャージがあってそれが解けたのかしらね。」私はしばらく言葉を失い、そして彼女に私が体験していた事をお話した。

Fさんは、「自分」というものがなくなっているので、周りの人たちの気持ちや感情がダイレクトにハートに入ってくる事がよくあるのだそうだ。今回も、彼女は私が体験していた事を、まさにご自分のものとして体験されていたのだった。シェアリングの後、彼女は慈愛に満ちた瞳で私をみつめ、言ってくださった。「とっても美しいヴィジョンだった。あなたの純粋性が見えたのね。大丈夫よ。孤独はもう解けていったのだから。」

Fさんのように、自分がなくなってしまうまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。でも、一つわかっていることはある。もう私の「探求」は終わったということだ。今まで、求める気持ちを満たしてくれるもの、解放をもたらしてくれる何かをずっとずっと探していた。道を捜し求める「探求」は終わった。ただ「今、ここ」に100%完全に在ることができれば、それが解放であり歓びであることを発見したから。まぁ、その「今」を完全に体験することがなかなか。。。ではあるんだけれどね☆ゆっくり、楽しんでいくよ☆

Monday, February 20, 2006

マザー・ディヴァイン・ディクシャの会




ディクシャの会を座間市内の自宅で行います。少人数でアットホームな、プレゼンスの中でのあたたかい交流ができるような会にしたいと思っています。


とき 3月3日(金)11時~14時
場所 神奈川県座間市内の自宅にて
料金 5000円
定員 5名

プログラムは、当日集まる方の状態を見て、ディクシャに加えて以下の中からいくつかを行います。

チャクラ瞑想
ビパサナ瞑想
アーナンダマンダラ
プレゼンスの目覚め
サムスカーラシュッティ
シェアリング
祈りのセッション
質疑応答
最新インド報告(最新のDVDなどを使い、日本語訳をつけながら解説します)

ディクシャの後横になりますので、冷えやすい方はショール、ブランケットなどをお持ちください。
インドコースのボランティアスタッフとして見てきた様子などを含め、質疑応答、報告などもさせていただきたいと思います。

場所の詳細については、参加希望の方にお伝えします。メール(yumisb@hotmail.com)でご予約ください。