Friday, October 21, 2005

第一回ミネソタ・ロックの会

Photo by Masahiro Masuno


昨日は第一回ミネソタ・ロックの会(?)だった。と言っても、たった3人である。しかも、その一人サイモンが、ここのところ体調が悪く、当日行けるか電話すると言っていたのに、一向に連絡がない。こちらから電話すると携帯も家も留守電。これはまさか緊急入院でもしたか、と慌ててプリース(先日お友達になったインド人女性)と二人で彼の住むマンションに直行した。

インターホンに出た彼の声はかすれていて、明らかに”ここ”にはいない感じ。それでも家にいて、インターホンに答えられることに先ずは安心したのだけれど、マンションの入り口のドアを開けてもらい、彼の部屋の前で待つと、出てきたのはパジャマ姿のやつれたオジサンだった。

3日3晩眠れず、やっとお医者さんにもらった薬が効いて眠っていたところを私達が起こしてしまったらしい。ごめ~ん!!ただ、心配だったんだよ、だって前日の夜、彼は私の携帯に心臓が苦しい、胸やけで息もできない、ヒーリングディクシャをして欲しい、と今にも倒れそうな声で電話してきていたのだもん。すぐに遠隔ディクシャ、フォローアップの電話をしたけれど、その後ぷっつりと連絡が途絶えれば、そりゃ心配するなと言う方が無理だ。

せっかく来たかのだから、ということで、サイモンがソファでくつろぐ間、プリースと私は祈りとディクシャを始めた。すると不思議なことが起こったのだ。祈りの後プリースがサイモンにディクシャ、私がスマラナディクシャをしていた時、それまで静かだった部屋に突然が窓から強い風が入り(その日はほとんど風のない日だった)、シュリムルティのまん前にあった観葉植物の葉が、ポトリと落ちた。しばらくの静寂の後、プリースが興奮した声で話し出した。

「インドではね、祈りの時捧げ物が落ちるのはとても吉兆だとされているのよ。それは、聖なる存在が祈りを聞き届けたということなの」

ああ、やっぱり。。。ディクシャの後、3人で少し話しをしながら音楽を聞いたりしていると、サイモンは少しずつ気分がよくなってきたようだ。私達が帰る頃には、あんなに見る影もないほど疲れた感じで、歩くのも足を引きずりながらが精一杯だった彼が、外まで見送りにきてくれるといって聞かない。そして車の前に来る頃には、側に公園があるからちょっと行ってみよう、と寒さに震えている私達を先導して歩き出したのだった。恐るべしディクシャ。

もう彼は大丈夫かな、と思っていたら、今朝元気そうなメールが彼から入っていた。アンマ・バガヴァン、ありがとう。サイモン、よかったね。

2 Comments:

Anonymous Anonymous said...

数日前にMIXIからこちらの日記を読みにきたとき、アルファベットがずらーっと並んでいたので、すたこらさっさと日本に帰ってきていました。

勉強になりそうだし、辞書を片手にちょっとでも読もうかなと意を決して、今日のぞきにやってきてみると、おお、日本語! ページの下の方へ行ってみると、英語と日本語になっているのだった! 良かった(笑)

サイモンさん、良かったですね。それにとっても不思議な風! すごく良い体験をされましたね。神さまから、小人数でがんばる裕美さんたちへの応援メッセージのようですね。

        

8:02 p.m.  
Blogger Yumi said...

ガブリエル屋さん、ありがとうございます。やっぱり、英語と日本語、別のブログにした方がいいかなぁ?最近ちょっと両方で書くと、両方にとって近寄りがたいかな~、なんて考えていたところだったんです。貴重なコメントありがとうございます(笑)。私も、ガブリエル屋さんのブログ、実はインドに行く前から愛読させて頂いていました。ただ、ニックネームだったので、MIXIに入るまで、それがガブリエル屋さんのブログだったとは全く知りませんでした。いつも勉強させていただいています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

9:17 a.m.  

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