Friday, November 25, 2005

感謝祭

Photo by Masahiro Masuno


11月の第4木曜日は感謝祭である。どの家も、数日前からいくつものパイを焼き始め、当日は朝からターキーを焼いて、昼ごろには遠方からの家族も集合してのディナーとなる。我が家も毎年夫の祖父母の家を訪ねる。 叔父叔母、従姉妹も含めて15人ほどの家族全員大集合だ。

グランマが用意してくれた昨日のメニューは、ターキー、ハム数種、マシュポテト&グレービー、スタッフィング、クランベリーソース、野菜サラダ数種、フルーツゼリー、パイ&ケーキ数種。そして私もチャーハンと寒天ゼリーを持ち寄った。(私はベジなので、いつも集まりの時には気を使わせないように何かを持って行くことにしている)テーブルに並べると壮観。すごい量だ。。。

いつも正午にはディナーのテーブルにつき、そして夕方5時ごろにはセカンド・ディナー、そしてその合間にティーの時間、と皆食べる食べる。最初のディナーだけで2日は持ちそうなほどなのに、一体それほどの食料をどこにつめこむの?!と初めて感謝祭のディナーの席に着いた時はかなり引いたのだけれど、慣れとは怖いもの。今ではしっかり自分のペースを確立した。

「ゆみ、あなたそれしか食べないの?」「スキニーなんだから、もっと食べないと!」「ほら、このパイおいしいわよ」と途切れなく続く「もっと食べなさい」攻勢にもちゃんと対処できるようになった。インドから帰って来てからものすごい食欲が出て、最近食べすぎだなぁ、と思っていたけれど、アメリカの伝統行事中に皆が見せる食欲と比べると、私の大食いもそれほどのものではなかったのだろうか、と思わされてしまった。

アメリカの最も賑やかなホリデーシーズン。昨日を最後に、あと数年はこれをやらないことになるんだなぁ。。。と思うとちょっと淋しいような、不思議な気分になった。

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